小笠原 邑（入社3年目）

製造部は工程ごとに各課に分かれていますが、自分はその中でもフィルム同士を接着剤で貼り合わせるラミネートという工程で機械のオペレーターをしています。できるだけロスを出さずに、いかに効率よく製品を仕上げることができるか、日々、考えながらオペレーションをしています。また自分が製造したものは次の工程で加工されるので、高い品質を維持しておくのも重要になります。一見、地道な作業の繰り返しにも思えますが、自分で機械を調整しながら思い通りの製品が作れた時には大きな喜びがあります。

できれば慣れ親しんだ地元で、更に実家から通勤可能な場所で働きたいなと思っていましたので、富士カガクは条件にぴったりでした。また製造部は拠点が高松と高瀬の二工場だけなので、転勤がほとんどないと説明を受けていました。あっても同じ県内の工場間の異動だけですので、そこも自分にとっては魅力的でした。

コンビニやスーパーに入ると、自分が生産に関わった製品が商品棚に並んでいたり、お客さんが買っているところを目にすることがあります。そうした何気ない日常のふとした瞬間に、自分の仕事の成果が実感できるのは、製造メーカーならではの喜びだと思います。自分の仕事が、確かに誰かの役に立っているのだと実感できると、この仕事を選んで良かったな、これからも仕事を頑張ろう、と次のモチベーションにもなります。